2012/10/26

【映画】「NEXT」

録画しておいた映画「NEXT」を見た。2007年のアメリカ映画。監督はリー・タマホリ、主演はニコラス・ケイジで、フィリップ・K・ディックの短編SF「ゴールデンマン」を映画化したもの。原作は未読。
核兵器を米国に持ち込んだテロ組織とそれを追うFBIの騒動にニコラス・ケイジ演じる予知能力を持つ主人公が巻き込まれるというもの。主人公は自分に関係する2分先までの未来を予測することが可能なのだが、ジェシカ・ピール演じるヒロインについてだけは何故か例外的に遠い未来まで予測することができる。しかしこの例外についての説明が劇中でほとんど説明も解明もされないために、中盤以降の展開が単なるご都合主義的な能力向上にしかみえない。ラストの大胆なオチは悪くはないが、結果、「俺たちの戦いはまだ終わってない!」エンドになってしまってるのと、ヒロインと別れることで主人公の予知能力の2分先までという制限が復活してしまうのではないかという気がしてラストはなんだかモヤモヤした気分に。

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